笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

2009-01-15から1日間の記事一覧

「あやめ横丁の人々」・宇江佐真理

「あやめ横丁の人々」・宇江佐真理危機一髪、慎之介が逃げ込んだこの町は、何やら訳ありばかり。髪結い床も一膳めし屋も、謎を抱えているようだった…。 ただただ 胸がいっぱいになったお話です。 もう、それだけです。 慎之介。 いいなずけが好きになった男…

「我、言挙げす/髪結い伊三次捕物余話」・宇江佐 真理

「我、言挙げす/髪結い伊三次捕物余話」・宇江佐 真理江戸を騒がす凶悪事件に某大名家の姫君失踪、晴れて番方若同心となった不破龍之進は伊三次や朋輩と共に勇躍、奔走する。一方、お文はお座敷帰りに奇妙な辻占いと出会う…奉行の不正を告発し閑職に追われた…

「ベジタブルハイツ物語」・藤野 千夜

「ベジタブルハイツ物語」・藤野 千夜自分にもなにか取り柄があったらいいのに、なにかあったら―。芥川賞作家が描く、部屋に野菜の名前がつけられた二階建てアパートで暮らす「目立たない」人々のゆるやかで切実な日々。 その名の通り 各部屋に野菜の名のつ…

「ありふれた風景画」・あさのあつこ

「ありふれた風景画」・あさのあつこ十代って残酷な年代だ。出会いも別れも生々しく、儚い。ウリをやっていると噂される琉璃。美貌の持ち主で特異な能力をもつ周子。傷つき、もがきながら、生きる少女たちの一年間を描くみずみずしい青春小説。 前から読もう…

「赤絵の桜・損料屋喜八郎始末控え」・山本 一力

「赤絵の桜・損料屋喜八郎始末控え」・山本 一力不況の風が吹き荒れる江戸で、公儀にそむく陰謀が……。喜八郎の活躍と、江戸屋の女将秀弥との不器用な恋の行方は?傑作時代小説。上司の不始末の責めを負って同心を辞し、刀を捨てて損料屋を営む喜八郎。不況の…

「損料屋 喜八郎始末控え」・山本一力

「損料屋 喜八郎始末控え」・山本一力金の力を笠に着た札差に、知恵と度胸で立ち向かえ!上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に身をやつした喜八郎。元上役の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせ、巨利を貪る…

「別冊・図書館戦争?」・有川浩

「別冊・図書館戦争?」・有川浩「そんで、結局あの人たちは?」 アニメ化にもなり、糖度100%! 恋愛作品好きには堪らないLOVE要素満載の原作もとうとうこれにて幕引きです。 極上のエンターテインメント、有川浩が贈る『図書館戦争』スピンアウトシ…