笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「あかんべえ」 / 宮部みゆき







 内容はあまり知らず 手に取りました

 読んだのは 去年の5月頃。


 新しく両親が開くお店に越してきた おりん

 高熱を出し寝込んでいる間に、不思議な夢を見ます

 目を覚ますと、自分と同じ年ぐらいの女の子が 顔を 覗きこんで・・・・


 あかんべえ


 を、して  いなくなった。

 そして、誰に聞いても、そんな女の子は  ここには居ない


 たくさんの 亡者がいて、 今を生きている「ひと」と

 その「想い」 でつながる。 

 隠している「想い」を 亡者が 現す。


 切なくて、人の「想い」に怖くなる お話でした。


 何人も出てくる 亡者と、おりんちゃんの やり取りが 微笑ましかったり。


 最後までおりんちゃんと仲良くなろうとしない お梅


 彼女がした


 「あかんべえ」 の理由・・・・・



 切なくて切なくて。



 今もなお、忘れられない物語です