笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

『四畳半王国見聞録』森見 登美彦著/新潮社

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「ついに証明した!俺にはやはり恋人がいた!」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。果たして、運命の女性の実在を数式で導き出せるのか(「大日本凡人會」)。水玉ブリーフの男、モザイク先輩、凹氏、マンドリン辻説法、見渡すかぎり阿呆ばっかり。そして、クリスマスイブ、鴨川で奇跡が起きる—。森見登美彦の真骨頂、京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集。

目次*
四畳半王国建国史
蝸牛の角
真夏のブリーフ
大日本凡人會
四畳半統括委員会
グッド・バイ
四畳半王国開国史





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もー
抱腹絶倒

電車の中で人知れず涙した。それはちょっと違う意味で。

でもちょっと展開が「?」な場面もあったりww
いやーでもまーいいのだぁ!
と何故か開き直れる物語でしたとさ。


この作家さんの妄想ぶりは、そのエネルギーの向きは、本当に思いも寄らないところへ行っちゃうのですよね
付いてゆくので精いっぱいで、笑うことに必死になってしまって
何度も展開を戻って読み直す事も度々で
読了までに、時間を要してしまったので、ありまする。


何にも、読む本が無くなってしまった方はっ
是非一度、お試しくださいませ
呆れるほどにくだらない妄想が物語の其処彼処に堂々と散りばめられ
呆気に取られる隙を奪われているうちに、巻き込まれている事は、間違いないでしょう。でしょう。








新しくできた島、もっと大きくなる? ブログネタ:新しくできた島、もっと大きくなる?


どうなんでしょうねぃ。