笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

2014年2月のまとめ From読書メーター

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2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2108ページ
ナイス数:25ナイス

鬼やらい〈下〉 (ポプラ文庫ピュアフル)鬼やらい〈下〉 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
ちゃんと言えるじゃないか―!よしよし、と、何故かこちらが手に汗握る兄妹の同居への道。ふぅ。でもそうやって少しずつでも変化を呼び起こせるのなら、変わろうともい続けて居られたら、大丈夫なのではないのかなぁ、ね。今度会う時には、もっとお互い優しく・・・。硯の精の昔話、人と妖しの距離感。難しんだなぁと思いつつ、多聞君はまた暇になったら、来るのかしらん。
読了日:2月28日 著者:小松エメル
鬼やらい〈上〉 (ポプラ文庫ピュアフル)鬼やらい〈上〉 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
まず個人的に、表紙がかなり好き。上下巻揃えて幸せな気持ちになる。しんみり待ち侘びる描写からの始まりが良かった~。そこからの、意地の張り合いも。定まらない狙いのままに、硯の精の話へと向かい前半終了。わくわくしながらさくっと読み終えてしまいました。
読了日:2月24日 著者:小松エメル
終末のフール終末のフール感想
そうなったら、私はどうなるだろう、なんて事を考えながら読んだ。あ、確かにこうするかも、イヤイヤこれは無いかなー、なんて。それぞれの物語が、どこかの物語にリンクしていて、あ、恋は実ったのか!なんて安心しながら、終末の物語なのにどこか温かかった。寂しくもあったけれど。この作家さんはいつも、本当はとても悲しいはずの事をからりと描かれる。だからいつも読後にじんわり効いてくる。いまとても、考えている。
読了日:2月23日 著者:伊坂幸太郎
花競べ  向嶋なずな屋繁盛記 (講談社文庫)花競べ 向嶋なずな屋繁盛記 (講談社文庫)感想
結ばれてしまえば諦めきれるのかなぁ。そんな簡単なものなのだろうか。いっそ何事もないほうが綺麗に思った。気付かないままでいたのかな、なんて。ちゃんちゃらを先読みだったのですが、他の作品にも通ずる、自然と人との共存。テーマになさっている事、多そうですね。これがデビュー作とか、素敵!じっくりと丁寧に生きている人たちの輝きに、自分の毎日を見直してみたり。ラストの章への運びが秀逸!彼らのその後をあんな風に知らされるのって、読み手としては幸せだなぁなんて、個人的には思いました。
読了日:2月18日 著者:朝井まかて
よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)感想
可愛かった。テンポも読み易くて、私にとっては、このくらいの軽さだと一息入れたい時の物語にはちょうど良いなと嬉しかったです。密かにシリーズ読み尽くしたいと思っている。物語がどう運ぶのか、非常に気に、なる。
読了日:2月13日 著者:天野頌子
幻想日記店 (講談社文庫)幻想日記店 (講談社文庫)感想
相変わらずのほんわか具合。しかーし、あのからくりには相当な驚き!登天さんがまさか・・・!ほぅ。相変わらずホラーなのかファンタジーなのか曖昧、そこが愛しい不思議な物語。続きはどうなんだろうなー。郵便局の皆のその後が、知りたいな。
読了日:2月9日 著者:堀川アサコ
冥談 (角川文庫)冥談 (角川文庫)感想
ぬるーくて、湿り気を帯びた文体が、相変わらず心地良かったです。 読んでいる自分がどこに居るのかふと分からなくなった。 あの、『予感』は良かったな。大好きだったけれど、今後家移りする時には、色々考えちゃうなぁ。
読了日:2月3日 著者:京極夏彦

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今月中に2月をまとめないと…!
と思っているうちにもうこんなに経ってしまっていました。ああ焦った。
2月はとても良い感じで読めましたねー。楽しかった。