笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

ER 緊急救命室

 
 
終わってしまったのです
私の海外ドラマデイズの始まりのシリーズ。
 
 
 
 
 
結婚したばかりで専業主婦生活はあまり楽しくなくて
そんな日々の中に見つけた、私の深夜の楽しみ。
 
NHKBS放送だったと思うのです、確か。
 
画面に登場する人々は沢山の人種が入り混じってるし
宗教や人種差別やドラッグなどの話題はいつもどこかに散りばめられているし
何しろ日常の危険度や、医療制度もずっと観ているとその違いに驚かされるし
とにかく目まぐるしくて、面白くて切なくて滑稽で情熱的なのです。
 
カーターが研修医の頃から始まるのですが
同期を失ったり
自分が薬物中毒になったり
大けがをしたり
アフリカに行ったり
子どもを失ったり
臓器移植を受けたり
こんなに色々あるのかな、と思うけれど
多かれ少なかれ人の人生には色々あるもんだよな
ドラマだから分かり易いだけだよな、と
納得できたりするのです
 
カーターが彼の人生を過ごしている間に
ERの景色を支える人びとも変わってゆく。
あの人やこの人が色んな想いを残して
色んな希望を抱いて、訪れては去ってゆく。
ずっと見ていると自分が主みたいになる錯覚ですよ。
 
私はDVDを借りてまとめて鑑賞、ではなく
BSの後はCS放送を地味に追いかけてまして
本国の放送からはきっと随分とおくれて
昨年、私のERが終わりを迎えたのです。
 
初めて観た時から
私は母となり
姑を見送り
主婦バレーを本気でやって
実母が病気を患い
娘は高校生となり
今は仕事もしている
 
15年なんだそうだ。
15年を共に過ごしたドラマなのです。
本当にありがとう。
 
 
 
 
 
このシーズンは本当に色んな方々が復活されて
結構な回数泣いた。
終わるって分かって居るから
余計かも知れない。
 
最終話で、レジデントの面接があって
その中の一人が、グリーン医師のお嬢さんだって分かった時は
その時からもう涙しかなくて、大変でした。
 
意思は受け継がれる。
ワンピースじゃないけれど
バンフィールド部長のお子さまを看取ったグリーン医師のお嬢さんが
バンフィールド部長と面接なんだなぁ。
時は巡るのだなぁと
なんかもう胸が一杯だった。
 
ラストシーンは
いつもの景色のようで
でもだれもがきっとこれからとこれまでを繋ぐ心持で
いつものように、目の前の出来事を受け入れ精一杯に取り組む
今までと同じERで終わりました。
 
ドラマは終わっても
ERは終わらない。
きっと誰もの心の中で
この物語は続いてゆくのだろうな
大好きな時間が離れて行ってしまいましたが
素敵な最終話だった。
 
 
そんな事を、終わった今でも感じています。
ドラマ最高・・・・。
今期も沢山録画追いかけすぎて
ちょっと今自分で把握が出来ていない。録画リスト散らかってます。
精査が必要かも。
 
 
 
 
 
 
thank u