笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「東京零年」/赤川次郎著

今でももしかしたら、こんな世の中なのかもしれないなぁ、なんて思ったりした。何事も無ければ何も知らされないままに生きているのかもしれない。困難な人生になったとしてもそれを知りたいと思ったり、知ってしまった以上自分の正義を貫くために戦おうと思ったり。それがきっと人として生きると言う事なんじゃないかなぁなんて、思ってみたり。
全てが丸く収まった訳では無いし、何も変わらないかもしれないけれど、それでもあの二人が出会った事にはきっと意味があるの思うから、生きていて欲しい、生きて、生き抜いて、自分たちの思う幸せを叶えてくれると良いなぁ。