笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

十二人の死にたい子どもたち / WOWWOW

 

先日放送があってまして

WOWWOWシネマで。

結局読みたいと思っていた原作の前に

映画観ちゃった・・・・

ことにより、

多分もう原作は読まないかなぁ、という感じです。

 

とても見応えのある展開と

聞きごたえのある台詞がおおくて

たのしかったです。

 

なんちゅーか

なんか

大人になって子どもを産み育てた自分が見ると

演者さんたち若者の生きる上での苦しみってさ

大人が作ってるんだろうな、きっと

なんて思って

反省というか申し訳なさも抱えてしまうようなそんな映画でした。

そこはたぶん、この映画の言わんとするところではないような気がしたんだけども

なんだか、自分的にはそういうようにも受け取れる映画でありました。

 

現在秋アニメのひとつに「星合の空」というアニメがありましてですね

あれがもう

ほんとにもう

どんなんか知らずに

テニスだし

絵柄もまぁ好みだったしってんで

試しに第1回目を観たんですよね

観たんですけども

もう最後まで見届けないと自分の中で収まりがつかなくなってしまって

毎回胸が苦しいんですけども

あれはアニメの中のファンタジーでもなんでもなくて

それは誰かの現実で、それはよくある日常で

耐えているのがあんな年端もゆかない子どもたちであるなら

のんきにアニメ見て悔しがっている場合ではないんじゃないのかって

時折思うわけです。

 

ってこんなところでPC上で熱弁をふるってるから

ダメなんだろうなぁ、私は。

 

あああ

本題。

 

死にたい理由はそれぞれで

死への情熱もそれぞれ

この死を利用する理由もそれぞれだから

話すたびにそれぞれの溝が深まってゆく。

 

うまいなぁ。

10代なのになぁ。

なんて唸っていたら、なんとなく抱えていた違和感が

最後に解消された。

なるほどなぁ。

 

そうやって続くんだろうなぁ

そうやって続けてほしいとかおもってしまった。

 

自分で自分を殺すっていうことを

考えたことがある人は多いと思う

実際に行動に移すかどうか

そこまでの精神に至るかどうかなのか

うまく言葉にはできないけれど

その違いって紙一重なんだろうなぁとなんとなく思う

 

いま私が生きていることも

生き続けていられることも

その紙一重のこっち側で続いていることであって

いつ向こう側に転んでしまうかどうかは

これからも危ういところなのかもしれないなぁ、なんて

 

こうも考え込んでしまうのは

絶対「バビロン」のせいだ・・・・・!