笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「晩夏に捧ぐ」・大崎 梢









「晩夏に捧ぐ」・大崎 梢

イメージ 1


以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。杏子は気が進まぬながら、多絵を伴って信州の高原へと赴く。そこで待ちかまえていたのは、四半世紀ほど前に弟子の手で殺されたという老大作家の死に纏わる謎であった…!「本の雑誌」二〇〇六年上半期ベストテンの堂々第二位に輝いた「配達あかずきん」で今もっとも注目を集める著者、初の長編推理小説




 長編でした♪

 今度は出張しちゃう・・・(でもお休みを利用^m^)

 本屋さんが憧れるような「本屋さん」に起こる切ない事件。

 解決しても、切なさが残る。



 本が好き。

 本を書くのが好き。

 何だかこう・・・。

 同じ活字を愛する者として。分かっちゃうようで、でもそれを許してはいけないってゆのか。

 複雑でした。




 時間は解決しない。そんな時もある。

 むしろもっと切なかったりすることもある。

 大切なものは、胸の中にずっと。