笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

2009-08-31から1日間の記事一覧

「平台がおまちかね」・大崎 梢

「平台がおまちかね」・大崎 梢自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ…、文学賞の贈呈式では、当日、会場に受賞者が現れない…!?新人出版社営業部員の井辻くんは、個性的な面々に囲まれながら、波爛万丈の日々を奮闘中。本が…

「やさしい死神」・大倉 崇裕

「やさしい死神」・大倉 崇裕本書には、死神にやられたとのメッセージに首をひねる表題作を皮切りに、物足りない芸ゆえに先行きを危ぶまれていた噺家二人が急に上達する「無口な噺家」、元名物編集長の安楽椅子探偵譚「幻の婚礼」、携帯事件に始まり牧&緑コ…

「片耳うさぎ」・大崎 梢

「片耳うさぎ」・大崎 梢あっちもこっちも謎だらけだけど、私、思うのよ。これら全部がすべてきれいにつながる瞬間があるんじゃないかって。蔵波奈都は小学六年生。引っ越してきた父の実家は、古くて大きなお屋敷で、どうしても馴染めない。しかも、このお屋…

「晩夏に捧ぐ」・大崎 梢

「晩夏に捧ぐ」・大崎 梢以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のア…

「英雄の書 上」・宮部みゆき

「英雄の書 上」・宮部みゆきお兄ちゃんが人を刺すなんて・・<英雄>に取りつかれた最愛の兄を追って、少女は物語の世界に降り立った。そこで彼女は、すべての物語が生まれ帰する一対の大輪を前に、恐るべき光景を目にしてしまう―。 好きです~vv こんな…

「レベル7」・宮部みゆき

「レベル7」・宮部みゆき“レベル7まで行ったら戻れない”。謎の言葉を残して消えた女子高生と、腕に「Level7」の文字を持ち、すべての記憶を失って目覚めた男女。少女を捜すカウンセラーの追跡行と、男女の自分探しが交錯するとき、かつてない凶悪事…