笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「レベル7」・宮部みゆき









「レベル7」・宮部みゆき

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“レベル7まで行ったら戻れない”。謎の言葉を残して消えた女子高生と、腕に「Level7」の文字を持ち、すべての記憶を失って目覚めた男女。少女を捜すカウンセラーの追跡行と、男女の自分探しが交錯するとき、かつてない凶悪事件の闇が暴かれる。




 タイトルからしてもう・・・  好み。というか宮部さんッポイvv

 と思いながら手にしました。

 初期の作品みたいですよね♪



 もしかしてそうかなって思いながら読んで「あぁそうか」。レベル7の意味。

 

 ただそれぞれの場所で進んでゆくストーリーが繋がる瞬間が

 やっぱり好きぃ☆



 おじいちゃんと三枝さんと。その過去を知った悦子さん。

 5年って・・・長いんだろうか

 でも一生消えないような気もするけど。  消そうと思っても、きっと消えない。




 全ての原因はやっぱり彼か~そうかぁ。

 息子を庇いそうにはないもんね^^;  でも、利用した部分には呆れてたり、して☆



 後半ぐんぐん進んで行くところは好きでした♪

 解決したような安心感から 一気に別荘へ移ってゆくところも。

 三枝の本当の企みが理解できた時のすっきり感も!!



 おもしろかったです☆





 誰でも自分で自分の事100%好きになるってきっと難しいと思うから。

 どこで折り合いをつけて、どう自分と向き合っていくのかって

 大人でも簡単に出来ない。



 だから。

 悩んでいいんだよって。躓いて自信が無くって当然だよって。

 ちゃんと言ってあげなくちゃ☆



 自分で。自分に。