エレメンタリー
シャーロック・ホームズが現代のニューヨークに現れたら……。そんな大胆な設定で展開するドラマが、現在全米で大ヒット中の犯罪捜査ミステリー「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」
名コンビ、ホームズとワトソンを演じるのはジョニー・リー・ミラーとルーシー・リュー。表情豊かなルックスのミラーは、変な事にこだわったりするあたりがオタクっぽい現代版ホームズにピッタリ。一方、リューは、姉のようにホームズのことを心配したり世話を焼いたりするが、時として探偵業の“師匠”であるホームズを驚かせるような頭脳力を見せるという、凛とした知性と優しさとを併せ持つワトソンを好演。
タイトルとなっている「エレメンタリー(ELEMENTARY)」は、コナン・ドイルの創造したシャーロック・ホームズを最初に舞台で演じた俳優ウィリアム・ジレットの名台詞「Elementary, my dear Watson. (初歩的なことだよ、ワトソン君)」から来ている。鋭い観察眼を駆使して皆が見落としてしまうような「初歩的な」手がかりで難事件を解決してしまうホームズの推理力はニューヨークでも健在だ。
現在WOWWOWさんで、シーズン5を視聴中。
関係は安定してはいるものの、この二人は本当に観飽きない
多分ストーリーの中にいろんな要素が組み込まれて
デジタルやアナログ、セレブやギャング、白人や黒人、女性や男性
沢山の物事を容赦なく巻き込んで突き進んでゆくところが、好きです。
久しぶりにかつての弟子のキティが登場して
去り際の二人の電話のやり取りも見事だったけれど
キティの赤ちゃんを観た時のホームズの表情が、嬉しかった。
どれだけ彼女が大切なのか、本当に分かった気がした。
誰かを大切に思って
その事を言葉にしたり行動に移したり誰だってするけれど
それが優しさに満ちていたり厳しさが露わだったり表現は
人それぞれ、様々なんだと思う。
だからその差し出された優しさや厳しさを受け取る人によっては
その人を大切に思っているっていう気持ちが
充分に届かない事もあるけれど
どんな形であれ誠心誠意届けた想いであればそれは
すぐには難しいけれど時が経てばいつかきっと
相手に届くものであると思う。
届けばいいなぁと、思った。
そんな相手が居る事は、幸せだなぁと、思った。
奏