笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「ゴールデンスランバー A MEMORY」・伊坂幸太郎







【2008年本屋大賞受賞作品】;仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。




 待ちに待ちに待ちに・・・・ 待っていました。  図書館からの連絡を。

 気長~に 待ち続けるつもりでいたら・・・・



 なんと。



 そうです     ・・・・あの「PTA図書」

 新刊で 購入されて本棚に並んでいましたvv    ふふふ。 リクエストしたのは ワタシ



 別に 何にもした覚えはない された覚えも。 自分なりの人生を生きてきた。

 それなのにある日。   それは突然。



 大事件の容疑者になって追われる



 そんな人生って ・・・・あり???

 ハラハラし通し。  危なっかしいながらも その瞬間を正直に まっすぐに進んでゆく。

 青柳君の そんな彼の考え方に 惹かれました。

 あ、でも。  ヤッパ「結婚相手」とかになると考えるかな~^^;(ナゼそこへ行く??)



 緻密に 練り上げられた 罠。  この為に、たくさんの犠牲と時間と労力を費やして。

 逃げるコトは きっと不可能。   でもそうやって追いこまれた彼に 手を差し伸べる人がいる。



 本当の彼を 知っているから。   「信頼」 この言葉。

 重く重く。 でも温かく。   ハラハラ読んでいる間も ワタシの救いとなっていました。

 それだけが 彼を守ってゆく。   でもそれだけで 彼は 逃げきることが出来た。



 すごくすごく    凄い話で・・・     ビックリ。

 最後にもビックリ。     このままなのね。  こうやって生きてくしかないのか。

 助かったようで 助かってない??    でも 生きている  からいいのかな。



 父と母に 届いた半紙に書かれた文字・・・   泣けちゃいました;;

 それだけで ご両親はこれからも 生きてゆけるような気がしたから  うん。




 きっとこうゆうこと   実際にあっている気が ・・・しないでもない。

 ワタシ達は  この目で見ているものが 全部 「真実」だと思ってる??  疑ってる??



 でもきっと  いろんなコトに「騙されながら」生きてくのかも。

 この瞬間も。     



 きっと。