夏の夜。終わりと始まりの人々。

もうひとつ、私のなつうた。

例えばこれからも

私は沢山の音楽に出会う。

それでもどうしても

ずっと忘れられないメロディと言うものは、きっと変わらずにあるものだともうのです。

この曲も、それは随分と前に知ったもので

でも変わらずに、同じ思いで夏になると聴く。

曲の全体の音の重なり方と

歌詞がとても好きです。

ロクセンチの「マドレーヌ」なみに好き。（個人的尺度で申し訳ない）

世間は大変な事に。

ファンの方の動揺は如何ばかりかとお察しいたしますが

きっと皆さまの事でしょうから

自分たちの哀しみより5人のメンバーの心痛へ心を寄せておられるのではなかろうかと

勝手に推察しています。

私は、この5人のグループに

それはそれは感謝をしている事が、一つありまして

そうしてそれは私の妊婦の時の哀しみを一気に帳消しにしてくれるものでもありました。

それが、この曲。

それ以前にはかの事件により、表舞台に出るには憚りのあったこの、彼を。

もう一度メジャーの舞台に引き上げてくれた、そのきっかけをくれたグループだと思っている。

嬉しかった

もうとても嬉しかった。

あの年の紅白を

あの名前のテロップを観て、私は泣いていた。

ありがとう。

歌ってくれたのが彼らだったからこそ、多くの人々の耳に届いて

そして多くの人々に受け入れて貰えた。

無かった事にはできないだろうけれど

私の大好きな彼は、再び色んな機会を得られるようになったと思うのです。

今でもあの瞬間の心持は忘れない。

今回の事象について

グループの行く末について私は何も言えないけれど。

ここまで国民に広く知られるアイドルも居ないと思うのですよ。

損失は如何ばかりか計り知れないかと思われます。でも選んだ答えであるのなら。

それに間違いないのであれば、仕方ないのでしょうか。

今後のご活躍を祈りつつ

あの日の感謝を、ここに記しておきたい。

本当に、あの曲を選んでくれて、有難うございました。