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丁寧で謙虚な遣り取りなのに
こんなに笑えるのはどうしてなんだ。
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紀行作家の父から、マルキ・ド・サドをもじって名づけられた鳴木戸定。書籍編集者の定は、身なりに無関心、感情を表さずに人付き合いも機械的にこなす。一方で、彼女は、旅先でワニに食べられて死んだ父親の死肉を食べた女として、世間に名を知られていた。ふくわらいが唯一の趣味である彼女は、猪木になりきれなかったロートルプロレスラーのエッセイを担当することになってから、人との距離を少しずつ縮めていく。「作品を書かせたかったら、今すぐ雨を降らせろ!(またはやませろ!)」という作家の無茶な要望に応え、街でナンパされた盲目のイタリア人(と日本人のハーフ)の男性に処女を捧げる定の、何物にも汚されない真っ直ぐな姿を描くエンタメ小説の傑作。
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いやいやもー本当に
ある意味珠玉の傑作
大好きだー!
脈絡が在るよで無いよな
でもその言葉のどこかに自分の身の内の何かがきゅっと掴まれている
いつもそう
だから丁寧にその言葉を噛み締めてみる
どの言葉に何が反応しているかちゃんと見極めたい
でもいつも失敗
「僕の名前は」
はぁぁぁぁぁ!?
うん、ここもひっくり返った(今思い出した)
どのキャラも好きだった
愛すべき人たちが沢山
キワモノ揃いではないかなと思いつつ読むのですがね
きっとこの作家さんの描く世界に住まう人々は
きっとわたし達の生きる世界にもしっかりと息づいていると思う
ある部分を際立たせているから物語の中でこそのように感じるけれども
すこぅしファインダーの色を変えてみると
きっと身近にも居るのだと思う、そう感じました。
なんかこう
物事を見る視点が面白い
角度って言うのかな
「言葉」に対する考え方とか
あ
ほんとほんとそうそう!
色んなこと想像して独りでくつくつ笑ったり
本当に怪しい読み方をしていましたwww
外に持っていかなくて、良かった
だってそんな気がしたんだ、これは家で読むべきじゃないかと思っていた。
さてタイトルです
その想像力はワタシなんて足元にも及ばず
でも面白そうなのでワタシも
今度暇な面接に赴いた際には挑戦してみようと思いました
そうしてその表紙画
そうか!
紡
本屋大賞ノミネート作品ですよぅ❤きゃ