『さよならドビュッシー』・中山 七里著
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言えなかったのではなくて、彼女は言わなかった
だからそこにも
やはり悪意は潜んでいたのだ
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ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。
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えーーーーーーー!?
と驚いたのもつかの間
ストンと物語は終わる
びびびびび
ビックリした―!
でも確かに、お母さんの事故には何の意味があるんだろうと思っていた
けども
まさかそうなるとはっ
事故による火災が
我が子の生を願う親の希望的勘違いを生んだ
思いこまれた彼女は
現状を守り続ける事を望んだ
事故を事故と思えずに勘違いをした彼女は
仕返しのつもりで罰を加えようとした
母親は
ほんの少しのミスを見逃せなかった
彼女は
今の暮らしを奪われたくなかった
だけど彼は
全てをお見通しだった
真実を知りつつも
最後まで付き合ったその動機が、らしいと言えばらしいのか
読んでるこっちも理解不可能だ
でもそこがとても楽しめた
娯楽感満載
飽きないテンポでぐんぐん進んでゆく物語
これすっごい面白かった~
面白かった~
続編も一緒に買ってて良かったー❤
て、事は
岬さんのシリーズってことになるのかなぁ
ワタシは遥ちゃんとのコンビで続くのかと思っていたので
あのラストには色んな意味で衝撃でしたwww
クラシックの事なんか全然分からないワタシですが
説明に使われている言葉が本当に分かり易くて
思考を止めることなく理解できました~
その点も脱帽☆
この作家さん短編集で一度拝読したことがあって
その時も良いなって感じたのですが
やっぱり良いですなぁ
次は『おやすみラフマニノフ』!
って誰の事なんだろ・・・・・(全力で疎いww)
紡
