笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「GAPS」/里つばめ著 太陽図書

 
だれにも読まれなくてもいいの
引かれてもいいの
ただ書きたい。
 
いかに片桐が鬼畜でちょっと病んでるんじゃないかと思うほど
私的に史上最高の攻めであるということを
ここに記したい。
長谷川さんの姫っぷりを。
 
なんかもう文章めちゃくちゃ。
 
 
 
 
「GAPS」
★★★★★

ここからはじまるんです。
 
個人的にぜんっぜん内容とは関係ないとは思うんですけども
やっぱり言いたいことは
表紙の手触り感がいい。CRAFTシリーズのここが好き、は一応お伝えしたい。
電子もいいけど紙本もご検討を・・・
てことで好きすぎて電子も紙も持ってるのが私です。
ええ、推しには、最大の推しには惜しみません。

購入のきっかけは、4巻でのうわさを聞き付けたから。
その盛り上がりになんかちょっと「これは好みかも」と思い
よくわかんない勢いで電子版を全4巻まとめ買いしました
今思うとほんとあの瞬間の自分の決意を褒めてあげたい。
よくやった、自分。
しかも思い立った瞬間に課金してぽちっと購入してましたもんねー
で翌週にはサイトで注文した紙本が自宅に届きました
好きです。本当に好きです。

なにが好きかって、たぶん長谷川さんが本当に普通の人であるところ。
自分の立場と相手の立場を上手にはかりながらお仕事したり
彼女と「一般的な」お付き合いをしていたり
年齢を気にしたり、若い人を気遣ったり
なんていうか、普通にいい人で、普通の会社員で
読めば読むほど「いい物件」は君だよね・・・・とか
唸ってしまうんですよね。彼女さんの気落ちは、わかる。

だからなんとなく、あの鬼畜片桐の心をつかんでしまった、のもわかる。

夜の公園で怖いながらも
ちゃんと大人の責務を果たさんと覗いたことから始まる
(ほんと今思うとここから始まっている)
片桐との攻防。
あの夜に、「素の片桐を知れてうれしい」って
たぶんそういわれたことからもうはじまってたんだろうな。

「お相手の」車を損壊させたり
寝取られた「被害者の」彼から切り付けられたり
そんな片桐の様子を間近でみても
部屋が汚いって片桐を促して掃除を始めちゃう長谷川さんなんだもの
ほんとなんか、癒されるし
その気遣いを自分だけのものにしたいって
思っちゃったんだろうなぁ、欲しくなったんだろうね。ほんとに。
お泊りの翌日も結局心配だからなのか何なのか
「競馬にしよう!」だしね。ほんと可愛い。

女よりガードが堅いのは男だから。
見た目はかっこいいけどそれだけだから好きになる要素はない。

そういわれながらも
あんたは俺のことが好きなんですよってちゃんとキスできる
そんな片桐を見た時に私は

自分史上最高の攻めに出会えたことを確信しました。
そしてそれは2巻以降読み進めるごとに満足のメーターは振り切れ・・・・・!

そんな物語のプロローグでもある大事な
記念すべき第1巻。

書き下ろしの「REVERSE」の
ソファで片桐が酔って(片桐の謀により)動けなくなった長谷川さんに
覆いかぶさる1コマがあるんですけどもここが個人的に

ナイスアングル!!!!
(結局長谷川さんのハードタッチにより片桐の謀は未遂に終わるとこもいい)

このシーンだけ何回も見返したりしてます。大丈夫です(何が)。

そして
今も「OffLimit」というシーズンの連載が始まっているんですけども
その最新話を読んでいるときにあれって思って
この1巻を読み返してめっちゃ悶え苦しむことになった私なんですよね
そのセリフがあの海岸での片桐のセリフ

「男は一番目指すもんなんで。特別じゃないと。ね?」

だれかと、この気持ちを共有したい。
 


 


長谷川直幸、37才。仕事は充実しているものの、反面、私生活はさっぱりで、身体の衰えを自覚しつつある。片桐聡、30才。顔よし、頭よし、性格よし、男女問わず、社内の憧れの王子様。のはずが…!?(提供:読書のお時間です)
 
 
 
盛り上がりすぎてこの記事しか更新にこぎつけられず、無念。