笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「Gボーイズ冬戦争」 / 石田衣良






池袋ウエストゲートパーク? Gボーイズ冬戦争




「要町テレフオンマン」
「詐欺師のヴィーナス」
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」
「Gボーイズ冬戦争」


 4つのお話から成っています。





 このシリーズは 読みやすいし、ホントは違うのかもしれないけど

 ワタシの経験したことのない これからも交わる事はないかもしれない 世界の 話で



 ビックリしたり 笑ったり 泣いたりしながら いつも読んでます。



 「要町・・」 

 は、マコトの振り込め詐欺チームとの戦い



 「詐欺師の・・」

 は、ヲタク君とキャッチの女の子、そしてマコト君

 最後の ヲタク君の決断に 苦笑い (^^♪



 「バーン・ダウン・ザ・ハウス」

 13歳の少年の背負うもの 彼を見守りつつ不安な両親

 すべてを許しているおばあちゃん



 大泣きの マコト君 面白かった



 「背中にはまだ13歳の男の子の泣き声が聞こえる。

そうなのだ。憎しみによって生まれた火を消すのは、消防の放水なんかじゃない。
そいつを消せるのは、心からの謝罪と受容の涙だけである。



 「Gボーイズ冬戦争」

 またもやピンチ??の Gボーイズ・キングタカシ

 今までより少し 「ニンゲン」っぽい気もしました。マコト君に対する態度とか



 「おれにはいっしょに火の中に飛び込んでくれるダチがいるが、あいつはいつも

  ひとりぼっちだ。いいか、マコト、そいつはおまえが考えているより

  ずっとおおきなことだぞ。」



 そんなこというんだ!!! そう思ったけど




 そうよね~ そうなのよ、マコト君