『プラチナデータ』東野 圭吾著/幻冬舎
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国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。
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今年の初め位に読んだのですが
あまりに物語に共感出来ず、読了までに1週間も時間を要した、手強い相手なのでした。
今、思い出しても
頑張って読みましたので、意外に物語は思い出せるのですが
だから何に重きを置きたかったんだろう。何が伝えたかったんだろうと
及ばなかった私の読解力が悔やまれるばかりです。
なんと映画にもなったんだそうですね。
発想は、すごく面白くてほぅほぅなのですが
犯人が、分かった途端、え、そうなの、え、そんな理由で。と。
こんな出会いもある。
改めて私は、自分の波長に合った喜びを大切にしようと
そう誓うことの出来た、そんな物語。
ご
ごめんなさい。
奏