笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

椎名林檎×真木よう子、映画「さよなら渓谷」ED曲“幸先坂”で初タッグ

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映画になるんだ
横道世之助と言い
なんだか注目の作家さんなのでしょか?











椎名林檎×真木よう子、映画「さよなら渓谷」ED曲“幸先坂”で初タッグ


その方らしい独特な言い回し
その楽曲が自由に聴けるのは
いつ頃になるのでしょうか











映画「さよなら峡谷」



新聞記者さんの
戸惑いながらも真実に近づこうとする
あの息遣いが好きだった

そうして
知らされる事実に、その描写に想いが囚われるのです

あの集団心理の描き方、手に取るようにその高揚振りが伝わるし
その彼女が壊れつつも彼を求め続ける気持ちが
哀しくも惨めにも思えてでも
ワタシには分からないでもなかった



不幸にしたい
忘れさせたくない


でもきっと重なる時間とその肌の温もりは
自分をも幸せにしてしまう


気付かなければ良かったのにと
物語なのに、本気でそう思った。











感想


これは読んだ当時のワタシの感想


とても
本当にとても心に残る物語で
今でも折に触れ、あの読後感が胸を過ぎるのです

不幸にしたい
でもきっと幸せになりたい

彼女はその映画では、どんな風にして答えを見つけるのだろうか
それとも映画でも、その答えは見つからないままにしておくのだろうか



読む人によって
様々な解釈の出来るような
読み方によってそれぞれ感じる事が変わるような気がします

この作家さんて、そうかもなって
『悪人』も読めば読む程答えのない物語だとワタシは思うし

脚本家さんや監督さんがこの物語をどう捉えて
何を描かれるのか
何だか興味が湧かないでもない




でもきっと観にはゆかない
ワタシの映像はきちんとあるのだもの







ぷぷぷ