笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「粗茶を一服損 料屋喜八郎始末控え」・山本 一力









「粗茶を一服損 料屋喜八郎始末控え」・山本 一力



棄損令による大不況にもびくともしない伊勢屋。その足を掬おうと姦計を巡らす井筒屋を茶席に招いた真意は何か?表題作など七篇。




 何だか段々と喜八郎と伊勢屋の距離が近くなってく感じが

 不気味であり(楽しいけどvv)微笑ましくもあり・・・

 前半は特にそんな感じがしました♪





猫札


 この一冊の一大事件(?)ともなる伊勢屋さんを陥れるために準備された「騙り」の始まり。

 この章ではそんなことは分かんないんですけど・・・ 何かが始まるな!?

 位で。



 ただとーーーっても。

 卵かけごはんが!! 食べたくなったんです・・・・(でも生卵は苦手><)





またたびばやし


 大城屋の詰めの甘さから後ろ盾があると気付く喜八郎達。

 そしてその「詰めの甘さ」を演じることにより ことが露見したら伊勢屋の名を騙ろうとしていることにも気付く。

 賢いぞー!! 凄いなぁ。

 本当の語りの正体がわかった喜八郎。



 さてさて。どうなるのでしょうvv  ホントにね~vvかっこいいの~^m^





猫いらず


 いよいよ登場の米屋政八さん!!

 いや、待ってたわけじゃないんだけど・・・ いないとさびしい。笑えないって言うのか・・

 自分一人では全っぜん頼りないし^^; 何にも出来ないことも分かっているのに

 喜八郎達にあれこれ言われるのは心中穏やかではない。ってゆうか言われていること自体理解できて無いこともある・・・ という非常に頼りない札差☆

 この回には登場してみんなにいいように動かされて・・・・ちゃんと役に立ってくれているのでした^^



 伊勢屋さんが猫好きだという事を知り全てが繋がった喜八郎。

 その全てを伊勢屋に伝え、伊勢屋が動き出す。

 ・・・・その手際のよさって言うのか・・・・

 徹太郎さんを動かした伊勢屋は処理をすべて彼に任せます。



 そしてその解決策とは・・・・・

 うぅ。



 この「騙り」騒動は、この回でおしまい。





惣花うどん


 体調を崩し長く床に就くことになってしまった伊勢屋。

 さてそうなると騒ぎだすのは 世間のうわさ話。

 あることないこと言い始め しまいには「祟りだ」とまで言われれる始末^^;

 噂のもとをたどってゆくと・・・・・



 結局。

 伊勢屋さんは何がどうなっても、誰かに狙われているのです。

 切ないかなぁー。



 伊勢屋さんのその後悔にも似ているような心持が私には意外でした。





いわし雲


 湯屋に行かないかと誘う喜八郎。誘われる伊勢屋。

 知ってて言ってみたのか・・・ 知っていたんだろうけど。

 これまた伊勢屋の以外な一面。



 ふふっvvて つい笑ってしまった☆





粗茶を一服


 表題作です。

 伊勢屋さんだって言われッぱなしじゃぁなーいっっ!!

 といった感じの・・・(違った?)



 静かな闘志。怒り??

 こっちの方が、正面切ってどなられたり凄まれたりするより、はるかに怖い><;





十三夜のにゅうめん


 にゅうめん・・・食べたくなりました。

 ふと立ち寄ったにゅうめん屋台に寄ってくる怪しい男・・・

 陰ながら排除する喜八郎。 



 かっこいーーーーーーーーッッハート



 いいなぁvv

 こうやって支えてくれる人がいるから、お爺ちゃんと女の子の屋台もきちっと商売をやっていけるんだ♪

 いいなぁvv




 出来事自体はさほど派手でなく・・・でも。

 その中でのちょっとした相手への言葉や気遣いが 優しくて粋で素敵vvなんですハート



 もちろん「江戸屋」の女将秀弥さんとの恋も・・・・・vvv

 あんまり進展はないけど@@  でもいい感じだしvv

 ここはこれからのお楽しみなんだぁ!  きっと★と固く信じて^^



 続編を心待ちに♪