笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

Nulbarich ONE MAN TOUR 2018


Nulbarich ONE MAN TOUR 2018 "ain’t on the map yet"

 

 

 

4/7 福岡イムズホール

なななんと ソールドアウトでございました。

 

私、よく取れたなぁ。

クリープハイプの時も後で知って驚きましたが

今年はぎりぎりセーフ気味に良い感じかもしれない。

 

と言う事は武道館・・・!

と勝手に期待している私です。

 

何度も言いますが私的には素敵な熱量で最高の音楽に触れる事が出来た時間です。

楽しかったり感動したり

明日の活力を貰ったりときめきが半端無かったり

これからの生きる道しるべを貰ったり

今までもライブへ行けば相応の充実を得る事が出来ておりました。

それは勿論、今回も同様であります。

同様であるのですが、心に残る何か、というか

自分の体の中に残る感覚が何か異なっていて

Nulbarichのライブで得た確かな感触が、日に日に薄れてゆく事に

大層な切なさを覚える訳なのです。

覚えていたいし、もう一度あのライブへ行きたい。

そしてもう一度感じたい。忘れないように。

そしてその感触を自分の内に捉えたまま生きてゆきたい。

無性に望んでしまうのです。欲してしまうんですよね、あの音楽と、あの時間を。

 

 

 

 

元々はこのジャケットに惹かれて購入して

イントロ始まった時点で、運命の出会いだと(大袈裟)に確認したのですが

とにかくどの曲も秀逸でして

聴き心地が良いけれど何か引っかかりがって

僅かに感じられる切なさなんかが、忘れられない訳です

 

声かなぁ

楽器の重なり具合かなぁ

歌詞かなぁ

メロディかな。

 

「似たような」とようつべさんの動画コメントにいくつかあげられる

楽家さんやバンドさんの名前についても

そうそう確かにそうね、とは思うのですが

「Nulbarich」だから好きなんだ、だから惹かれるんだと思う何かがあって

ライブへ行ったわけです。

 

始まった瞬間からの力強さが

音源の印象を遥かに超えて

「聴き心地の良さ」ではなくて

そこで音楽に触れる事、楽しむ事への安心感を確信するとともに

耳が気持ち良いのではなくて

そのパフォーマンスに思いがけず、胸を打たれる訳です。

 

さらっと

音楽の印象から「イエーイ!」な感じの若者かと思ったら

なんかそうでもなくて

すんごいパワフルだった。

あ、トークとかはゆるーい感じなんですけど

歌い始めると全然なんですよね。声量すごかった。よれないし。

何と言うか本当に、自分の中に音楽をやる為の覚悟と言うか

楽家の皆さんには誰でもあるんでしょうけれど

自分の中に在る覚悟とか意思ととかそういうものと

必死に向き合って歌っているようにも感じました。一瞬、凄味も感じたりして。

 

バンドのメンバーさんの演奏もハイクオリティのようすでした

ベースの音が、ほんの少し弾むようにクリアな感じ、好きでした。

あと、ドラムさんのシャカシャカ感が大変に好みでした(分かりにくくて済みません)

そして鍵盤!澄んだ音だったなぁ。

ジャジーな場面での演奏なんてもう、私後方で大はしゃぎでした。

 

 

 

 

裏ジャケも大好き!

 

ライブのラストの曲を

歌う前に話してくれた言葉を思い出しながら聴きました。

もっと大きな場所へ

最近感じているのは、ライブハウスへの拘りやその理由も

オーディエンスを大切に思ってくれていることも含め納得はできるし

そこが愛しくもあり、大好きだから、ライブハウスへ行く理由でもあるのですが

ドロスとかもそうだけれど

確実に大衆を巻き込んで、世間の雑音も混ぜっ返して

大きな会場へ踏み出してゆくバンドさんも、実は好きです。

 

注目されるから、言われる内容も辛辣さを増すかもしれないけれど

それも背負って、自分たちの言葉に信念と共に責任を上乗せて

勢いに変えてゆく様子も、おばちゃんは好きなんですよね。

 

若いのだし、冒険して欲しい。

あの音楽は、聴く人を選ばないと思うから

きっと沢山の人に、愛されると思うのですよ。

 

 

 

また、この場所で。

会えるなら嬉しいかな。

会えなくても、聴いてゆくけれどね。