笑う門には福も来る

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

「ガリレオの苦悩」・東野 圭吾









ガリレオの苦悩」・東野 圭吾

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湯川の頭脳に挑戦してくる犯人たち。科学を殺人の道具に使う人間は許さない―絶対に。




 やっぱりね。さすがだなぁ。とうならされること度々。

 じんわりさせられることも度々。





落下る ―おちる―


 無理なトリックって・・・!?  え~そうなんだぁ@@

 びっくりしたけどなるほどとも唸ってしまう^^;



 だってやっぱり彼には実際に「殺して」いなくても何らかの制裁は与えたくなってしまう。

 だってさぁーーーーーっっ  悔しいんだもん!





操縦る ―あやつる―


 こ!このお話が!

 今回一番のお気に入りvv 最初のお話が何だか身勝手な男だった分

 この先生の追いつめられた気持ちと、全て自分で背負ってしまおうとする沈黙が・・・

 やるせなかったです。



 でもそこで放っておかない湯川君vv

 だから貴方は大好きよハート

 最後のセリフに不覚にも、涙。





密室る ―とじる―


 もちろん・・・トリックを理解するのに数回読み返したのは言うまでもなく><

 うーん。やっぱり苦手★

 旧友藤村君いい人だなぁ。逃げも隠れも隠れもしないで事実を受け止めて

 しかもそんでもって「待ってる」なんて。

 それはやはり・・・ あの湯川君の友達だからかな。

 ラストのシーンが、なんだか好きでした。





指標す ―しめす―


 ちょっと面白いお話でした。

 はーなるほど。湯川君って意外と・・・なんて。

 でも確かに、それでいいのかも。





攪乱 ―みだす―


 ハラハラしました^^;短編でこれだけハラハラするなんて・・・あぁ疲れた@@

 犯人の不気味さとあの捕まってからの言動のギャップが。

 あれだけのことができるのにどうして肝心なところは人のせいにしちゃうんだろう?

 とても寒気がしました。

 

 湯川君も迷うのかな? 自分のしていることに自信をなくしたりするのかな。

 ふとしたやり取りの中にそんな風に感じる場面があったり

 確かに事件に関わるそのきっかけは湯川君の気持ちとは全然違うところからやって来ているもんねぇ。



 一冊のラストは草薙警部とのやり取りで幕を閉じます。

 うん。ワタシも大好きよ!



 これからもどうぞよろしく★